結末にびっくり仰天!Netflixのサスペンスドラマ「瞳の奥に」からの英語フレーズ

サンディエゴからこんにちは!
元字幕翻訳家の英語コーチ、Naoko です。
今回紹介するのはNetflixの心理サスペンスドラマ "Behind Her Eyes"(邦題「瞳の奥に」)。ベストセラー小説のドラマ化です。
【あらすじ】
離婚して7歳の息子を育てるシングルマザーのルイーズは、上司である精神科医デビッドと関係を持ちます。デビッドの妻アデルとも親しくなるうちに、ルイーズは危うい三角関係にハマっていく…という心理サスペンス。
【場面説明】
ルイーズは、親友と久しぶりにバーで飲む約束をしています。楽しみにしていたのにドタキャンのメッセージが入ってがっかりするシーン。
補足:日本語でのチャットは英語でtext(テキスト)といいます。
携帯の画面を見てみましょう。(画面が暗くてごめんなさい!)
So sorry, Lou, somethings come up, not gonna make it.
(ルイーズ、ごめん!用事ができちゃって今夜は行けそうにない)
Hope not a hassle?
(怒らないでね)
それに対してルイーズはこう返事をします。
No worries(気にしないで)
Hope everything is okay(困ってないといいけど)
Let me know if I can help(なにか助けが必要なら言ってね)
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【解説】
ここにでてきたフレーズ、すべてまるごと覚えてほしい!
でも今回は3つにしぼって解説します。
① somethings come up:用事ができちゃって
somethingsはsomething’sのアポストロフィー(’)が抜けた形。つまり something has come up です。somethingは職場での緊急事態とか子どもが病気になったとか、いろいろ考えられます。ただの言い訳であることもありますけどね(笑)
「用事ができちゃって」を英語でいいたいけど「用事って英語で何ていえばいいの?」と悩んだ経験が私にはあります。このフレーズを知ってればサクッと書けたのに!
② not gonna make it:行けない
make it は非常によく使うフレーズです。to manage to attend something(なんとか都合をつけて出席する、参加する)という意味。
パーティーに来れないかもと言ってた人が来た時はこう言えます。
Oh, you made it! (来れたんだね!)
③ no worries:大丈夫
これもよく使う、こなれた言い方です。do not worry about it / that’s all right と同じ意味。
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テキストで覚えておくといいことが2つ。
- 主語の「I」を省略することが多い
- コンマやピリオドを使わないことが多い
私は2009年に渡米してしばらく、英語のテキストに慣れなくて苦労しました。英会話も大変だったけど、テキストも同じくらい困りました。でもやりとりを続けるうちに決まった言い方を覚えて慣れてきました。英語は本当に使ってなんぼです。
今や娘2人とのテキストは英語オンリー。ときどき日本語で書いて、読めるかどうかをテストしてます(笑)
【今回の英語】
- somethings come up:用事ができちゃって
- not gonna make it:行けそうにない
- no worries:大丈夫
このドラマ、結末で「ええっ!」とのけぞりました(笑)ただの危うい夫婦+不倫ドラマと思いきや、驚きの展開にびっくりでしたよ。
予告編(英語)はこちらです。
精神科医の妻アデル役のイブ・ヒューソンは、U2のボノの娘なんですって!これまたびっくり!精神的に不安定で不気味な雰囲気が役にハマってました。
最後までお読みくださってありがとうございます。
Happy learning!
Naoko