🎬映画で英語🎬崖っぷちシングルマザーが大企業の水質汚染を暴く!「エリン・ブロコビッチ」

サンディエゴからこんにちは!
映画が大好きな英語コーチ
しおはまなおこです。
今回は前回に引き続き、ジュリア・ロバーツ主演の映画「エリン・ブロコビッチ」を紹介します。学歴なし・貯金なし、3人の子供をかかえるシングルマザーが大企業が隠していた水質汚染を暴き出す、という実話を元にしたヒューマンドラマ。
22年前の映画ですが、まったく古さを感じさせません。本物のエリンもウェイトレス役としてカメオ出演しています。
【作品情報】
作品名:エリン・ブロコビッチ(原題:Erin Brockovich)
2000年、131分
ジャンル:実話ドラマ、裁判、弁護士
監督:スティーブン・ソダーバーグ
主演:ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニー
アカデミー賞:アカデミー主演女優賞(ジュリア・ロバーツ)
【あらすじ】
舞台はカリフォルニア州モハベ砂漠の小さな町。エリン(ジュリア・ロバーツ)は元ミス・ウィチタの美貌ながら、離婚歴2回。3人の子持ちで学歴もなく無職、貯金残高16ドル(約2000円)。
そんなエリンが弁護士事務所に無理やり入り込んで、大企業の水質汚染を暴いて公害訴訟に携わり、最終的に史上最高額の和解金を勝ち取る、という奇跡のような痛快サクセスストーリー。これが実話だというからさらにビックリです。
学歴がなくても、子育てが大変でも、正しいと思うことを貫く勇気と潔さを感じさせてくれる傑作です。
© Universal Pictures and Columbia Pictures, all rights reserved
【場面の説明】
いつも胸元もあらわに超ミニのスカートでキメているエリン。法律事務所にはふさわしくない、ということで女性陣から反感を買っていることをボスであるエドがやんわりと指摘する場面です。
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ED:Look, you may want to - I mean, now that you're working here - you may want to rethink your wardrobe a little.
ここで働くなら着る服を考え直したほうがいいかもしれないな。
ERIN:Why is that?
どうして?
ED:Well...I think maybe..some of the girls are a little uncomfortable because of what you wear.
女性スタッフの中には君の服装に反感を持っている人がいてね。
ERIN:Is that so? Well, it just so happens, I think I look nice. And as long as I have one ass instead of two, like most of the "girls" you have working here, I'm gonna wear what I like if that's alright with you?
そうなの?ケチをつけられたって、似合うから着てるの。他の女性陣みたいにお尻が大きくなるまでは好きな服でキメるわ。いいでしょ?
You may want to rethink those ties you wear.
それより、あなたこそネクタイをどうにかしたら?
© Universal Pictures and Columbia Pictures, all rights reserved
【解説】
You may want to rethink your wardrobe.
着てくる服を少し考えたほうがいいね。
面と向かって言いにくいことを言うときの表現です。
You should/need/have to などを使うと命令調に聞こえるので、やんわり言うときは You may/might want to〜を使います。
ちょっとしたモノの言い方で、相手の受け取り方も変わりますからね。
おそらく相手がムッとするであろうことをカドが立たないように言いたいときって、けっこうあります。人間関係を友好的に保つためにも、覚えておくといい表現です。
ぜひ使ってみてくださいね!
【英語ワンポイントレッスン】
You may want to rethink your wardrobe.
着てくる服を考え直したほうがいいね。
最後までお読みくださり
ありがとうございました。
Naoko Shiohama
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人生は楽しんだものがち!
英語も楽しく習慣にしましょう♪
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P.S.エリンの3人の子どもを世話してくれるボーイフレンドがいいんですよ。アーロン・エッカートというアゴが割れた俳優。革ジャン+長髪、ハーレーデビッドソンに乗っているワイルドな外見なのに、子どもの扱いがうまくて、言うことにも優しさがにじみでています。外側と内側のギャップに萌えました♡
P.P.S. エド役のアルバート・フィニーも実にいい味だしてます。彼は1974年の「オリエント急行殺人事件」でエルキュール・ポワロ役を演じていました(濃いメイクで最初はぜんぜん彼だとわからなかった!)。オードリー・ヘップバーンと共演した「いつも2人で」(1967年)の演技もよかったな…といろいろ思い出しては見たい映画がどんどんふえて喜ぶ私です。
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