【海外ドラマの英語】気持ちが通じている証拠!「以心伝心」を英語でいうと?

サンディエゴから こんにちは!
オンライン英語コーチのNaokoです。
今回は「以心伝心」をあらわす英語フレーズ
finish each other’s sentences
をご紹介します。
相手が言いかけたことをかわりに締めくくることができるくらい気持ちが通じている、という状態です。
日本語に直訳すると「お互いの文章(言いたいこと)を完結させる」というつまらない翻訳になってしまいますが、これは字面どおりに受け取らずに雰囲気を味わうべき英語。相手の気持ちがわかることは read one's mind とも言えますが finish each other’s sentences のほうが「なるほど!」という感じがします。
弁護士ドラマ「スーツ」の第2シーズン、第7話に出てきました。
ジェシカ:Like when you stuck your nose into my case last year and he beat you.
去年の訴訟でも、ハーヴァイはあなたに…
ハーベイ:Crushed him.
圧勝した
ジェシカ:Then, he took his ball and went home.
あれで懲りたはずなのに…
ハーベイ:Should have stayed there.
しつこい奴だ
タナー:Look at that. Finishing each other’s sentences. How cute!
おやおや、以心伝心か。仲がよくていいね!
NYの弁護士事務所の社長ジェシカが言ったことを、彼女の右腕ハーヴェイが締めくくっています。途中まで言ったことを引き継ぐ形ではありませんが、ニュアンスはわかっていただけると思います。
この表現は、ドラマ「リトルファイヤー〜彼女たちの秘密〜」の原作本にもでてきました。
but none as close as the friendship between her daughter and Moody seemed to be. They were together constantly, it seemed; they finished each other’s sentences,
(ミアの)娘パールとムーディーほど仲のいい関係は見たことがなかった。二人はいつも一緒にいて、何を考えているかお互いにわかっていた(Naoko抄訳)。
チャールズ・シュルツの漫画「ピーナッツ」にも出てきます。なんだか、ほのぼのしますね♡
こんな例もあります。
今回は「以心伝心」をあらわす英語表現
finish each other’s sentences
をご紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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