【海外ドラマの英語】「コーヒーじゃ済まされないわよ」を英語でいうと?

サンディエゴから こんにちは!
オンライン英語コーチのNaokoです。
今回は「〜では足りない、〜では済まされない」という意味の英語フレーズをご紹介します。
英語では not gonna cut it と言います。gonna は going to が省略された形。
否定形で使うことがほとんどです。私が映画やドラマで出会った限りではすべて not gonna cut it という形でした。
弁護士ドラマ「スーツ」の第3シーズンの14話です。
つきあっているカノジョを裏切るようなマネをした弁護士ハーヴェイは、謝ろうと思ってコーヒーを買ってきました。でも秘書のドナに「コーヒーなんかじゃ済まないわよ」とたしなめられます。
But, Harvey, if you really did do that to her, coffee isn't gonna cut it.
もし本当にそんなことを彼女にしたのなら、コーヒーじゃ済まないわよ
コーヒーを買ったぐらいじゃ許してもらえないわよ、というニュアンスですね。ドナにピシャリと言われたときのハーヴェイの顔がいい(笑)!敏腕弁護士のハーヴェイも、長年の秘書ドナには頭があがりません。
このフレーズの cut it は cut the mustard(必要な基準を満たす・期待に応える)という古いイディオムが短くなったという説もありますが、定かではありません。
よく出てくる例は:
Sorry’s not gonna cut it.
ごめんなさいじゃ済まないよ。
「cut」という動詞が「切る」という意味で使われていないところが興味深いです。
今回は「〜では足りない、〜では済まされない」という意味の英語フレーズ
not gonna cut it
をご紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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