ドラマの「ジャケ買い」も悪くない!オシャレなデザインで選んだ刑事ドラマが掘り出し物だった!

サンディエゴからこんにちは!
オンライン英語コーチのNaokoです。
突然ですが「ジャケ買い」という言葉を聞いたことがありますか?
中身はどうかわからないけど、表紙やジャケットに惹かれて買ってしまうこと。
Weblio辞書の定義はこれです。
ジャケ買い(ジャケがい)とは、レコード、CD、VHS、LD、DVD、本などのメディア商品を内容を全く知らない状態で、店頭などで見かけたパッケージデザインから好印象を受けたということを動機として購入すること。 ジャケット買いとも。音楽や映像について内容確認が難しかった1990年代までは頻繁に行われた。
上の定義にあるとおり、インターネットですぐに情報が得られる前の話です。今では調べればすぐにあらすじもわかるし、何かを見ているとすぐ、オススメが紹介されますよね。
実は8月の初めに、寝る前に軽い気持ちで見られるドラマがいいな~と思いながら、あれこれ探していたんです。
そんなときに目に止まったのが「リゾーリ&アイルズ ヒロインたちの捜査線 (Rizzoli & Isles)」。作品紹介の画像が、私好みのブルーとグレーのデザインだったんです。
©TNT
ちょっとカッコいいでしょう?
ボストン市警が舞台の刑事ドラマです。画像左側の黒いズボンがジェーン・リゾーリ、男勝りの熱血刑事。右側はモーラ・アイルズ、才色兼備で常にオシャレな検視官。
ドラマ冒頭で事件が起こり、事件を解決するべくリゾーリとアイルズが奮闘します。いつも殺人事件なので、思わず目を覆ってしまうときもあります。
しかしなんといっても面白いのは、リゾーリとアイルズという対照的な2人の丁々発止のやりとり。
2人とも30代で未婚。ステキな男性が現れたらウキウキしたり、昔の彼が現れて動揺したり、すごくわかりやすい。生まれも育ちも違う2人なのですが、警察という男社会の中、強い絆で結ばれています。
そして、学校では決して習わない、教科書にも載っていない表現がじゃんじゃん出てくる!
たとえば、パンツがおしりに食い込むことを get a wedgie(発音はウェッジー)といいます。裕福な家の男性が殺された事件で、ドレスアップしなくてはならないパーティーに出席することになった2人。いつもシャツにズボンという服装のリゾーリも、ドレスを着ていますが「パンツが食い込んだ」といってアイルズの後ろでパンツを直します。
©TNT
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Jane: Okay, I think I'm getting a wedgie.
ジェーン:ちょっとパンツが食い込んじゃってるの。
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この wedgie は娘2人が使っているのを聞いて知った言葉です。アメリカで育ったネイティブは誰もが知っている言葉かもしれませんが、40歳で移住した純ジャパの私にとっては「へえ~」と思わずニヤリとしてしまう言葉。
「ジャケ買い」ならぬ「ジャケ鑑賞」も悪くないなぁ、と思った出来事でした。偶然いいものを発見したような、うれしい出会い♡
伏線をはった巧妙なストーリーにも惹かれますが、笑ってリラックスできるこういうドラマも大好きです。
あなたもパンツが食い込んだとき、このフレーズを思い出してくださいね。
【今日の英語フレーズ】
I’m getting a wedgie.
パンツが食い込んじゃった。
英語はストーリーで出会ったときに覚えるのが一番!英語を楽しく習慣にしましょう♪
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
Happy learning!
しおはまなおこ