「好き」な気持ちを大切に!「ER」「グッド・ワイフ」主演女優のドラマチックな人生

サンディエゴからこんにちは!
元字幕翻訳家、オンライン英語コーチのNaokoです。
今回は私が好きな女優、ジュリアナ・マルグリーズについて書きます。
image from people.com | CREDIT: SVEN ARNSTEIN/NBCU
初めて彼女を知ったのは「ER/緊急救命室」。上の写真では中央のイスに座っているピンクの上下にカーリーヘアの女性です。しっかりものの看護師長キャロル役でした。ジョージ・クルーニー演じる小児科医と恋仲という設定だったので、私はちょっとうらやましかったな(笑)
典型的型的な美人ではないけれど、存在感のある女優。低めのハスキーな声も好きです。
そんなジュリアナが弁護士を演じたのが「グッド・ワイフ」。州検事である夫がセックス・スキャンダルを発端とした収賄事件で逮捕されてしまいます。家族を養うためにアリシアは13年ぶりに弁護士に復帰する、というドラマ。
©CBS
全7シーズン、つまり7年間撮影が続いたということです。主役をはったジュリアナは撮影終了後、家に帰ったとたん水ぼうそう(chicken pox)にかかります。7年間、ずっと気を張っていたストレスがドッと出たのでしょうね。
3週間ずっと家で休んでいる間に、ジュリアナは自伝を書きました(休んでないじゃん!とツッコミを入れたくなりますよね)。それが”Sunshine Girl: an unexpected life”。
まだ3分の1程度しか読んでいませんが、かなり面白いです。ジュリアナは、アーティストの母親に翻弄されまくる3姉妹の末っ子。両親は離婚、アメリカ東海岸とヨーロッパ(主にイギリス)を数年ごとに引っ越す生活です。
オーディオブックはジュリアナ自身が読んでいます。当時を思い出してしまうのか、感情がもろに声に現れているのがいい。そんじょそこらのドラマより、彼女の人生のほうがドラマチックです。
「へぇ~」と思った英語表現を1つご紹介しますね。12歳のジュリアナが久しぶりに会った幼ななじみのことを、こう表現しています。
She had breasts and a tiny waist, and perfectly small, rounded hips.
Margulies, Julianna. Sunshine Girl (p. 56). Random House Publishing Group. Kindle Edition.
彼女は(ちゃんと)胸がふくらんで、ウェストは細くて、ヒップは小ぶりで丸かった。(尚子抄訳、太字も尚子)
「ウェストが細い」という日本語を英語にするとき tiny という形容詞は浮かんでこないですよね。日本人的発想では浮かばない表現を覚えられるのが洋書のいいところ。
私はこの a tiny waist という表現がすごく印象的だったので、これからは「細いウェスト」というときはこれを使おう!と思ってます。
ドラマ「ER」でジュリアナを知り、彼女が出ているならきっと面白いと思って「グッド・ワイフ」も見ました。期待を上回る面白さだったから、自伝が出たと聞いてすぐに買いました。
「好き」なことは、アメーバみたいに広がっていきます。あなたも「好き」という気持ちに素直に従って、英語の世界を広げてくださいね。
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今回の英語フレーズ
a tiny waist
細いウェスト
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Happy learning!
しおはま なおこ