🎬愛と死について深く考えさせられる映画「スワン・ソング」

swan song

 

サンディエゴからこんにちは!

 

映画と英語が大好きな英語コーチ

しおはまなおこです。

 

今回ご紹介する映画は「スワン・ソング」です。





【作品情報】

作品名:スワン・ソング(原題:Swan Song)

2021年、112分

ジャンル:近未来、ドラマ、家族、SF

監督・脚本:ベンジャミン・クリアリー

主演:マハーシャラ・アリ、ナオミ・ハリス、グレン・クローズ



【あらすじ】

 

舞台は近未来。キャメロン(マハシャラ・アリ)は愛する妻と息子がいるイラストレーターです。キャメロンは死期が近づいていますが、そのことを妻と息子には告げていません。

 

主治医から「自分のクローンを作って、死後はそのクローンが自分になりかわって家族と暮らす」という選択肢を与えられます。自分は死ぬけれども家族は自分の分身と生きるから寂しい思いをしなくて済む…。それは理想的な選択肢のように思えましたが、キャメロンは自分のクローンと妻と息子が暮らす様子をスクリーンで眺めることに耐えられなくなります。

 

すでに自分の分身がいる家に行くことは主治医から禁止されていますが、どうしてもやりたいことがあるキャメロンはこっそりと施設を抜け出して家に向かいます…

 

 

【状況説明】

 

危険だと知りつつ、家に戻るキャメロン。寝ている息子(コーリー)を無理やり起こします。

自分はビール、コーリーにはアップルジュースを用意。つまみとして枝豆を食べるシーンです。

 

 

キャメロン:We’re gonna pretend that this is beer, OK? My first was with my mom. It was a lot older than you. But it’s OK, we won’t tell anybody. (このジュースはビールってことにしよう。オレが最初にビールを飲んだのは母さんとだった。お前よりはずっと大きかったけどな。でも大丈夫、だれにも言わないから。)

 

コーリー:Yeah.

 

キャメロン:And these guys were her favorite thing to eat with beer. Edamame with loads of salt, washed down with a nice crisp brew.(母さんはこのつまみと一緒にビールを飲むのが好きだった。塩をふりかけた枝豆を、キリッと冷えたビールで流し込むんだ)

 

コーリー:How do you eat it?(どうやって食べるの?)

 

キャメロン:See? Just grab the top. Pop it out. Yeah.(先っちょをつまんで、押し出せばいい)

 

コーリー:It’s good.(おいしいね)

 

キャメロン:It’s good, right? Better than they look. Now let’s try it with your beer.(だろ?見た目はイマイチだがうまい。よし、じゃあビールと一緒に食べてみろ)

 


 

【ワンポイントレッスン】

 

Pop it out.

押し出せばいい。

 


 

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枝豆をどうやって食べるの?と聞かれたら、あなたは英語で説明できますか。すぐには出てこないのではないでしょうか?

 

きっと私だったら”Like this"(こうすればいいのよ)と言って、親指と人差指で押し出してみせるでしょう。でも英語で表現するには "pop it out" を使えばいいのか!とこの映画で気づきました。枝豆がポンッ!と出てくる感じが伝わってきますよね。もちろん"push it out"でもいいのですが、オノマトペ(擬音語)としての効果が楽しいフレーズです。

 

また " a nice crisp brew" は「キリッと冷えたビール」と訳しましたが、こういう形容詞の使い方も映画のシーンと一緒に記憶すると忘れません。

 

なにげない生活の一部を切り取ったセリフにハッとしてしまう私です。

 

【ここが見どころ】

 

余計な説明がない映画です。キャメロンが何の病気なのか、どういう経緯でクローンを作ることになったのかなど、ふつうの映画だったらもっと説明がありそうな部分がすべて省略されてます。

 

削ぎ落とすことで観る人に想像させる。

 

余白があるっていいな、と思いました。

 

またキャメロンが死を迎える施設は大自然の中にあります。うっそうと茂る深い緑の森や静かな湖が、死を迎える人の心を落ち着かせてくれます。

 

私は主演のマハーシャラ・アリの大ファン。映画「ムーンライト」と「グリーン・ブック」も素晴らしい映画です。

 

主治医役のグレン・クローズは、相変わらず得体のしれない雰囲気をかもしだしています。すごい女優だ!

 

人間は誰しも死に向かっているわけですが、どうやって人生を締めくくるかを考えさせられる作品でした。

 


 

【ワンポイントレッスン】

 

Pop it out.

押し出せばいい。

 


 

最後までお読みくださり

ありがとうございました。

 

  

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人生は楽しんだもの勝ち!

英語も楽しく習慣にしましょう♪

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P.S.「スワン・ソング」は、詩人・作曲家・演奏家などの生前最後の作品・曲・演奏のことをいいます。死ぬ間際の白鳥は、最も美しい声で歌うという伝説から生まれた言葉だとか。

 




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