渡米して12年!干支がひとまわりして変わったこと、変わらないこと

サンディエゴからこんにちは!
英語コーチのしおはまなおこです。
今回は思い出話をさせてください。
12年前の2009年9月4日、私は家族とLA空港に降り立ちました。飛行機の片道きっぷを買ったのは生まれて初めて。レンタカーにスーツケースをぎっしり詰め込み、幼い娘二人をチャイルドシートに座らせ、いざサンディエゴへ!(まだ成田ーサンディエゴ直行便がありませんでした)
あれから干支(えと)がひと回りしました。
5歳と1歳だった娘も今は17歳と13歳。39歳だった私は今、51歳です。(2021年9月時点)
思い描いていたほど海外生活はキラキラしていませんでした。
やはりネックは英語。伝えたいことをうまく言えなくて、もどかしいやら悔しいやら。
でもどんな経験もムダにならないことを実感しています。思い通りにいかなかったおかげで、何事も工夫して切り抜けてきるすべが身につきました。
ある意味、図太く、たくましく(ふてぶてしく笑)なりました。
一番キツかったのは胃腸炎で2週間寝込んだ2015年の秋です。
英語を教える資格TESOLをとる勉強をしていた2年目。さまざまなストレスが重なり、おそらく更年期障害も始まっていたのでしょう。
吐き気と下痢が止まらず体重が激減。もう40代半ばでしたから、やせたというよりげっそりやつれました。階段の上り下りも手すりに頼る状態。
それ以降、数ヶ月に一度は3~4日熱を出して寝こむ生活です。家を買うときも、夫が出張でいなくても娘二人が自分たちで歩いて買い物に行ける場所を選びました。
オンライン動画講座を作ろうと考えたのも、この健康事情が大きな理由。自分の体調にかかわらずサービスを提供できる状態にしたかったのです。
寝こむ間隔をできるだけ長くするために、平日は毎日ピラティスに通い、食生活に気をつけるようになりました。
寝こんでるあいだは苦しいです。でも元気になったあとのピラティスが格別に楽しいっ!
思うように体が動かなかった数日間を思い出して「ピラティスに復帰できてうれしい」という喜びが体中にあふれます。
身体が発するシグナルに、注意深く耳をすますようにもなりました。ずっと元気なままだったら、ここまで気を使うことはなかったと思います。
パソコンに向かう時間が長いので30分タイマーをかけてストレッチ。疲れたら昼寝。2週間に一度は整体に通います。
体調が崩れても仕事がとどこおらないように、自分をととのえる感覚ですね。
目標は1年に2回。半年に1回寝こむ程度がいい、と思ってます。
自分の現状を把握して、折り合いをつけていく。できるだけ無理はしない。それが今の私のモットーです。
12年前にくらべたら体力はなくなったし白髪も増えました。
でも私の人生で決して変わらないのは英語と映画への愛。
今はドラマと洋書も加わって、より一層ストーリーの魅力にとりつかれています。
もちろん毎日がキラキラ輝いているわけではなく、ストレスが溜まることもしょっちゅうです。
でもそれが人生。
落ち込んだときは、映画・ドラマ・洋書に出てきたフレーズを思い出して自分を奮い立たせます。
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When life gives you lemons, make lemonade.
逆境や不運な状況も、前向きに捉えよう。
ドラマ「THIS IS US 36歳、これから」からのセリフを短くしたもの
(詳しい解説はこちら)
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To sum things up, I learned that you should never wallow in disappointment.
とにかく、メソメソしてちゃダメってこと。
イーロン・マスクの母親メイ・マスクの自伝「72歳、今日が人生最高の日」("A Woman makes a plan”)
(詳しい解説はこちら)
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映画・ドラマ・洋書の英語をブログで紹介できるのは、私にとって楽しくてたまらない時間です。
これからも、読んで楽しくて役に立つ英語情報をお届けしますね♪
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
英語はストーリーで出会ったときに覚えるのが一番!英語を楽しく習慣にしましょう。
Happy learning!