🎬人生の重荷を背負わずに生きるのはラクかもしれないけど…生き方を考えさせられる映画「マイレージ、マイライフ」

ジョージ・クルーニー 人生 恋愛 映画 結婚
Up in the Air

 

サンディエゴからこんにちは!

 

映画/ドラマ/洋書が大好きな英語コーチ

しおはまなおこです。

 

今回はジョージ・クルーニー主演の映画「マイレージ、マイライフ」からの英語フレーズをご紹介します。

 

 

 

【作品情報】

 

作品名:「マイレージ、マイライフ」(原題:Up In The Air)

2009年、109分

ジャンル:コメディドラマ

監督:ジェイソン・ライトマン(「ジュノ/JUNO」)

主演:ジョージ・クルーニー、アナ・ケンドリック、ヴェラ・ファーミガ

原作本:ウォルター・カーン著の同名小説

 

【あらすじ】

 

人事コンサルタント会社に勤務しているライアン・ビンガム(ジョージ・クルーニー)は、リストラ請負人。企業にかわってクビを宣告する仕事で、1年のうち11ヶ月はアメリカ国内を飛び回っています。恋人も家族も持たない身軽な暮らしを続けています。

 

そんな彼が出会ったのが、同じように出張が多くて似た価値観を持つ女性アレックス。お互いの日程をすり合わせて、後腐れのない大人の恋愛を楽しみます。

 

ライアンの上司は、新人社員ナタリーをライアンの出張に同行させます。ナタリーは名門大学を主席で卒業したばかり。仕事に対して合理主義で、出張経費を減らすためにはオンラインで解雇できるシステムを提案しています。

 

アレックスとナタリーという二人の女性との出会いによって、ドライでクールなライアンが少しずつ変わっていく姿がみどころ。「人生において大切なものはなにか」を考えさせてくれる映画です。

 

 

【場面の説明】

 

生意気で合理主義に見えるナタリー。しかし私生活では大学を首席で卒業し、サンフランシスコの超有名企業に就職が決まったにも関わらず、その仕事を蹴って、恋人を追ってオマハの人事コンサル会社に就職しました。社会的ステイタスがあり良いルックスを持つ男性との結婚という、絵にかいたような幸せを夢見る女の子です。そんなナタリーが彼からテキストで別れを告げられて泣いているのをライアンとアレックスがなぐさめる場面です。

 

 

ナタリー:sometimes it feels like, no matter how much success I have, it's not gonna matter until I find the right guy.

 

理想の結婚相手に出会うまでは、仕事でいくら成功しても意味ない気がするときがあるの。

  

 

アレックス:You really thought this guy was the one?

 

本当に彼が理想の結婚相手だと思ってたの?

  

 

ナタリー:I could have made it work. He um... He really fit the bill. You know?

 

かなり理想に近かったわ。結婚相手に求める条件を満たしてたから。

 

 

アレックス:The bill? 条件?

 

  

ナタリー:White collar, college grad. Loves dogs, likes funny movies. Six-foot-one, brown hair, kind eyes, works in finance but is outdoorsy... you know, on the weekends.

 

ホワイトカラー(事務職)、大学出。犬とコメディ映画が好き。身長185センチ、茶色い髪、優しい目。ファイナンスの仕事だけど、週末はアウトドア派。

  

I always imagined he'd have a single syllable name like Matt or John...or Dave.

 

マットとかジョンとか、デイブみたいに1音節の短い名前がいいと思ってた。

  

In a perfect world, he drives a 4Runner, and the only thing he loves more than me is his Golden Lab.

 

理想の世界では、彼の車は4ランナーで、私より愛してるのは愛犬のゴールデン・リトリーバーだけ。

 

 

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そこから今回のセリフを動画で見られますのでどうぞ!

 

【解説】

 

He really fits the bill.

 

彼は私の結婚相手に求める条件を満たしてた。

 

 

fit the bill(人や物が)条件をちょうど満たす, 望みにぴったりだ、という意味です。もう別れたので過去形で訳しましたが、今も彼が理想の結婚相手に近いことは変わらないので英語では現在形です。

 

 

このあとに続く条件も、覚えておいて損はない表現が満載!

 

 

こんなにこまかいところまで具体的に条件を考えているの?とびっくりしました。きっとナタリーの頭の中では「理想の男性チェックリスト」があったのでしょうね。

 

 

私は特に outdoorsy(アウトドア派)という言葉が気に入りました。

 

 


 

【英語ワンポイントレッスン】

 

 He really fits the bill.

 

彼は私が結婚相手に求める条件を満たしてる。

 


 

最後までお読みくださり

ありがとうございました

 

Naoko Shiohama

 

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人生は楽しんだものがち!

英語も楽しく習慣にしましょう♪

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P.S. ハワイでの休暇中に読んで面白かったのが「アメリカ人の英語感覚がわかる15のストーリー」(カン・アンドリュー・ハシモト著)。英語は過去形にすることで丁寧なニュアンスがでる、ということをわかりやすく解説している章がとてもよかった!オススメです。